2011/02/26

「白いリボン」と「冷たい熱帯魚」をみてきた

毎月1本の映画を見る事を目標にしてたのにあなた!
気がついたら今月あと4日しかないじゃない?
それに土日は仕事だし月末は忙しいから実質今日しかないじゃんw

と、いうわけで
昼に店の事で保健所へ行った後に、
シネリーブルで「白いリボン
を見てきました。

この映画は鬼才ミヒャエル•ハネケ監督の
カンヌでパルムドールを取ったというドイツ映画。
全編モノクロ映画。
私は事前によく内容はわかってなかったんだけど
このポスターを見て、この映画はおもしろそう!な匂いがする。
と、思って行ってみたのですが。。。
これはドイツ第一次世界大戦前の小さな田舎のプロテスタントの村に
1年間に起こった事件を淡々と描くストーリー。
昔の規範の中で生きる大人と
大人のいやらしさを知りつつも知らないふりをする子供達。
次々と起こる殺人事件や落馬事故や火事や暴行事故。。。
だけど、誰が犯人だかもわからないまま映画は終わるのです。
ぽかーんです。
私っってアホなんかな?と思うぐらいのわからなさ。
帰っていろいろと
レビューを見てみると
世界中でめちゃめちゃ誉められている!
昔の不条理なルールに飼いならされている大人達が
その後のナチスを産んだという事が描かれてるかもしれない
それと
子供だからこその残酷さと
鬱屈した生活の中でできる心の闇。
などを言いたいのかもしれないけど、よくわからなかったので
ぜひこの映画、見れる機会があったら見て私に教えてください。
(ちゃんとしたレビューはこの方のブログがすばらしいと思います  )

このたびー、私、念願の
シネリーブル会員になりました!
だから金曜日は千円になったのです!イエイ!
晩ご飯どうしようかな?と思ってたらうちのおじさんから
今日は晩ご飯いらないとメールが!

なので、会員になった記念にもう1本、千円で映画を見る事にしました。

じゃーん
 冷たい熱帯魚

私、普段、日本映画にお金を払わないオンナですが
この映画は見たいと思いながら、
あまりの前宣伝にびびってたのです。
だけど、心を決めて見てきました!

これは昔あった愛犬家殺人事件!
ウィキ参照 )

あの身の毛もよだつあの事件を
熱帯魚屋にして描いたという
エログロブラック映画!
でんでんの怪演!
吹越満のだめなおっさんのすごさ、はもちろんだけど、
出てくる女の人がもう、すごいエロい。
安っぽい肉厚なえろさの表現がものすごいの!
女の人はみんな胸がでかくてVカットがすごくてペラペラの服で
だいたいブラやブラの線が見えている。
そして女の人たちの声もみんなえろいの。
鼻にかかったドスの利いた声。
私には絶対だせない!胸ないし〜。
大切なとこは肉感的でないし〜。
ああいうの、男の監督だからこそ出せるんだろうなあ。
女優の体当たりっぷりに感動。

あ それでお風呂で死体を切り刻んだりするとこだけど、
もっとグロいかと思ったけど
そうでもなかったよ。
よく考えたら CSI で死体をよく見てるもんなあw
どっちかっていうと、死体を切り刻むより
それを見てゲロはいてるのを見る方が苦手。

刃物的恐さならやっぱり韓国映画の方がびびるよなあ。

だけど、この映画、
日本映画の範疇をこえている。
すごい映画と思います。
R18なのでテレビでしないと思うので
ビデオに見てください!

海外版の予告編の方がいいと思う(日本語だからだいじょぶ)

あ、
さっきお風呂で思い出したんだけど!
この映画、
ペット屋のおっさんで
ああいう胡散臭い感じ、おるなあっていうリアルさがすごいの。
私、昔、熱帯魚の通販をちょっとやったことがあって
その時に知り合ったおっさんで
ああいうタイプの人、いたんよねえ。
一見愛想よくてちょっと下品で、だけど、怒らしたら何するかわからん
みたいな感じ。
あのおっさん、元気かなあ?

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