2012/03/08

風と共に去りぬ、を見て来た

午前10時の映画祭の最終年が始まりました。 
ことしの梅田での第1作目は「風と共に去りぬ」 
言わずと知れた名作ですね。




これも長映画で4時間あります! 
家では集中できない長さですね。 

南部の大農場の娘で大美人、もてもてスカーレットは 
大富豪のアシュレイが好きなんだけど 
思わせぶりだったのに 
聖人君子のような超ええ娘、メラニーと結婚する事にするんだよね。 
その婚約をアシュレーから告げられて 
「こんなに好きなのに!!!」と醜態をさらしてるスカーレットを 
やり手のいい男、レット•バトラーが見てるのさ。 
レットはスカーレットを見初めて自分の物としようとすると 
スカーレットはつんでれ〜。 
南北戦争があって、南部が負けて、命からがら南部の農場に帰って来ると 
もう、あのええ家や農場は荒れ果てて。 
でも、スカーレットは自分の美貌と回転の早い頭を武器に 
男をとっかえひっかえ、妹の彼氏までとったりして 
のし上がって行くのさ! 
で、結婚した人は次々死ぬねん!!! 
スカーレットは3回目の結婚でレットと一緒になって豪華絢爛 
都会で暮らし始めるんだけど 
吹き捲くるすきま風〜。 
アシュレーの事はいつまでも忘れられないし。 
アシュレーもほんま、煮え切らんやつやねん。 
レットはもう、イヤになって家を飛び出してしまうんだけど 
やっぱり戻ってくるんよね〜。 
でも2人は意地を張り合って喧嘩して 
実は妊娠していたスカーレットを階段から落として流産してしまうねん。 
そんな中、レットとスカーレットの一人っ子が事故で死んでしまうんよ。 
さらに、それを心配に来たメラニーは難産で亡くなってしまうんよね。 
残ったアシュレーとやっと一緒になれてうれしいやろ? 
と、レットは言って本当に家を出ようとするのを、 
「ちゃうねん。ほんまはレットが好きだって今、わかってん!!」 
と引き止めるけど、ほんまにレットは出て行ってしまうんよ!! 
どうしよう? 
私???と思うスカーレット。 
いや、私には南部の農場がある! 
そこ帰って明日のことは明日考える〜〜 
「After all, tomorrow is another day.」と思うのであった 
THE END 

というお話です。 
こう書いたらほんと、戦争を除くとあほみたいな話だよね。 

まず、主人公のスカーレットがほんと、友達おらんやろ!ってタイプじゃない? 
ジコチューで意地っ張りで 
自分にはべる男を人とも思わないし、 
自分の魅力でどうとでもなるって思ってるし。 

でも、一番かわいそうなのが女兄弟だよね〜。 
恋人をとられたり、実家の番を結局は任されたりした上に 
最後に、また戻ってくる!!! 
この最後のシーン、いつ見ても尻切れやわ〜って思うんだけど、 
タラへ帰ってからまたワガママ姉が傍若無人に振る舞って 
家がまたぐちゃぐちゃになるのが目に浮かぶんだけど。 

そして、アシュレー。 
彼が私から見ると全く魅力ないんだけどなあ。 

同じ昔の大作映画ならベン•ハーの方が全然おもしろいよ〜! 

などと、欠点ばかりをあげつらってきましたが、 

ヴィヴィアン・リーの輝くばかりの美貌と 
クラーク・ゲーブルのかっこよさ! 
この2人が大画面映えし過ぎる!し 
なんと言っても 
これが1939年に公開された映画というのが 
驚きとしか言い表せないよ〜。 
1939年って昭和14年ですよ。 
日本軍がノモンハン攻撃開始したり 
ナチス•ドイツ軍がスロバキア軍とポーランド侵攻をして 
第二次世界大戦勃発した年ですよ。 
そんな中でこんな娯楽大作を作る 
アメリカ、すげ====としか言えん! 
73年前とは思わせない、 
全然飽きさせずに4時間たっぷり楽しませる 
おもしろい映画です。 

是非、映画館の大画面で見る機会があったら見てくださいね〜

0 件のコメント:

コメントを投稿