2012/03/08

ヒューゴの不思議な発明を3Dで見た



アカデミー賞もとれるかも!と言われていたヒューゴ。 
結構楽しみにしていて、 
というのも予告編がとってもキレイだったから。 
これこそ、3D用にスコセッシが撮った作品だもの。 
映画館で見るべき映画なんじゃないかと! 

ヒューゴの不思議な発明 

時計技師のお父さんを持つヒューゴ、 
不慮の事故でお父さんを亡くしてしまってからは 
パリの駅(多分オルセー)の時計番をしながら 
密かに1人で時計台の中で住んでいた。 
亡くなる前にお父さんが博物館から見つけてきた機械人形。 
これをヒューゴは直せたらお父さんの何かを感じられるのではないかと 
思っている。 
そんな中その人形を動かす鍵を持った女の子と出会い。。。 

予告編を何度も映画館で見ていると 
その映画がすんごく面白いんじゃないかと思えてくる。 
ヒューゴもそのサブリミナルにやられた感じ。 
上の予告編を見たらちょっとファンタジーぽい冒険話かと思うけど、 
全くそうじゃないんよ。 

実は、スコセッシが映画の黎明期の監督ジョルジュ・メリエスへ 
捧げる映画讃歌! 

↑これは白黒のフィルムに手で彩色してるタイプの映像 
↑こういうあの頃の無声映画を作った人の! 
ジョルジュ メリエスは元々マジジャンでそれまで 
ほら、世界初めての映画みたいに 
蒸気機関車がこっちへやってくるのを映像で写して 
人をびっくりさせる、まあ、見世物小屋みたいなのを 
自分の手品をいかして 


こういう風にアナログSFX映画にした人なのよ〜 
そのメリエスへの愛に満ちた 
映画おたくのための映画なんだよね。 

途中から、ヒューゴはどうでもいいやん、 
みたいになる(笑 
そして、発明はしないw(修理はするけど 

もっと、そういう映画愛の話ですよ、って予告編を作った方が 
映画好きが行くんじゃないかなあ 

スコセッシだけどエロもグロもなくて 
子供も見れる映画になってるよ! 
もちろん、映像も美しくて3Dの映像の作り方をスコセッシは手に入れたので 
次のギャングものの映画が楽しみだわ。 
どんなに残虐に飛び出してくるかがw 
もう、タクシードライバーを3Dでリメイクするとか!! 
いや〜。それだけはやめてもらおうw 

アカデミー賞と言えば、 
まだ日本で封切りされてないから見れてないけど 
今回、作品賞をとった 
アーティスト 
も、モノクロのサイレント映画のことを語った映画だよね。 
今、3D映画がたくさん作られてるからこその 
原点回帰?なのかしら。 

評価 
 3Dで見る人は映画館で見てください! (映像は美しい) 
 そうでなければ DVDになったらでいいよ〜 
   
  >すばらしい→映画館で見てください! 
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね 
  >普通→機会があったらみてください 
  >それ以下→微妙〜〜〜 


アメリカ版予告編 
父親役がジュード•ロウだったって事が見終わった後もわかってなかったのだ

0 件のコメント:

コメントを投稿