アルゴ。
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1980年、イラン革命の時にあったほんとの話を映画化した映画です
監督主演はベン•アフレックで、今、一番イーストウッドに近いとも言われていて、シリアスでどちらかというと硬い題材をテンポよく、かっこよく撮って主演しています。
ベンは最初、イケメン俳優としてしばらく活躍してたけど、パールハーバーの主役をしてたあたりに何か忘れたけど女がらみのゴシップがあって、出演作もパッとしなくなり、しばらく干されてた時があったんですね。
でも、彼はマットデイモンと一緒にグッド•ウイルハンティングでアカデミー脚本賞をとりつつ役者としても開眼した人であるので、しばらく地下にもぐって主演監督として蘇った人なんですよ。
2作目のザ タウン は銀行強盗の話でおもしろくて、とても評価されてからの~この映画、アルゴ。
イラン革命の時にイランのアメリカ大使館が占拠される事件が起こりました。なんと、444日間も!でも、その時に6人の大使館員がそのまさしく占拠されようとしているときに脱走していたのです。匿ってもらった先はカナダ大使の家。しかし、ばれるのも時間の問題。そこにCIAのベンアフレックが救出に行く話。
その救出策が、その当時はやっていたスターウォーズのようなSF映画を作ることにして、そのロケをイランの砂漠で行うからそのロケハンにいくふりをしてその6人を映画監督やカメラマン、脚本家、スタッフに仕立て上げて連れて帰るという荒唐無稽なもの。
そのためにはハリウッドで大々的に映画の制作発表をして新聞や雑誌にとりあげさせます。
その映画のタイトルが「アルゴ」。
話を通して大プロデューサーをつけたりして大嘘をついてから
ベンアフレックが1人イランに救出にいくのです。
これは本当にあった話で18年間も機密事項として封印されてたというのです。ほんとに映画みたいな話ですよね。
というわけで、結末はわかっているのですがそれで見ててもドキドキする
タイムリミットものとしても手に汗にぎる、スピーディで面白い映画でした。
最初にその当時のイランや世界の情勢が短時間でうまく説明されていて
その手際の良さにも感服します。
ウィキを見ると、ベン アフレックは大学時代に中東情勢について学んでいたということ、それも納得の映画です。
ただ、アメリカは1980年も今もスタンスは全然変わっていない。国是となる時には応援するけどそうじゃなくなるとあっさり切ってしまう。アメリカ映画ではいつもアメリカが正義と描かれてるけどそう描かれればられるほど反対側の人達が透けて見えて色々と考えさせられます。
そういうのを、置いておくと、エンターテイメントとしても楽しめる映画としてはかなり高評価の作品でした。
評価 は
映画館で見て欲しいなあ。次のアフレック映画も期待してます
>すばらしい→映画館で見てください!
>普通よりもいい→DVD化されたらみてね
>普通→機会があったらみてください
>それ以下→微妙~~~
アメリカ版予告
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