先週はカフェ仕事が5連勤という私にとっては忙しい毎日だったので24時間お休みの今日、映画を二本見てきました。
まず、キャプテン・フィリップス。
あまり前情報を入れずに行ったので、前に見たライフ・オブ・パイみたいかと思っていたのですが、全く反対の映画でした。
これは実話を元にした映画です。アメリカのコンテナ船「マースク アラバマ」の船長であるキャプテン・フィリップス。ものすごくものすごくでかいけど速度の遅いコンテナ船。全く武装せずにものすごく危険な海域に行くのが無謀ではないのかとは思うんだけど、コンテナはノロノロすすんでいきます。ソマリア沖を航海中、小さなモーターボートに乗った武装した海賊がどんどんこっちに向かってきます。あっちは小さいのに早いの。一度はやり過ごしたけど、又しても向かって来てなんと、簡単にコンテナ船にでかい梯子を使ってのりこまれてしまいます。その4人の海賊と向かい合うのがトム•ハンクス演じるキャプテン・フィリップス。立場は強者になったり弱者になったりして、うまく追い払ったと思いきや救助ボートに海賊一味と共にキャプテン•フィリップスは乗り込まされてしまい、人質となるのです。さてキャプテンはどうなる。。。。。
うちのおじさんが倉庫関連業なので、請求書を月末に作成するのですが、その時にコンテナ船の名前を書きます。MAERSK ALABAMA 。書いた様な気もするけど、、、。だから、なんか親近感勝手に感じてしまって、この映画、おじさんと見に行ったらよかったなあと思わせるぐらいの海と港の男の映画でした。フィリップを助ける為に出てくるアメリカネイビーのすごさも含めて。
ソマリアの海賊を演じていた4人のいい案配。あっちのキャプテンの虚勢をはってるけど実は弱そうなところや、気持ちの優しいのを隠している少年海賊、実直な操縦師、そしてものすごいマッドな男。こいつがいつ爆発するのかわからないぐらいにギラギラしていて本当に恐かったです。この映画はソマリア海賊側のバックグランドも割と丁寧に描かれていて、彼らの気持ちにも触れているところが良い映画じゃないかなあと思います。
ソマリア海賊のがりがりで目がぎょろぎょろしているのに相反して重装備のネイビーの特殊兵たちのプロの身体。隆々として鍛えられていてその上、厚い装備。この身体の差を見るだけでも彼らに勝ち目はないというのにもう戻れないんよねえ。。。
トム•ハンクスの演技はもちろんお上手です。上手なのがわかってるので迫真の演技でも旨いなあと思ってしまうのが彼の欠点かもしれない。特に最後のあたりの描写はすごかったです。
それと、感動巨編にしてないのがいい。泣ける話にしてないのがいいね
評価 は 男の人は見るの、おすすめです!もう1本見るならこれで!
>すばらしい→映画館で見てください!
>普通よりもいい→DVD化されたらみてね
>普通→機会があったらみてください
>それ以下→微妙~~~
アメリカ版予告
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