2017/01/06

「こころに剣士を」を見てきた


今年1本目「こころに剣士を」をシネリーブル神戸で見てきました。


エストニアにある小さな田舎町ハープサルそこに一人の男が学校の体育教師としてやってくる。エストニアは大戦中にドイツに占領され、その後ソビエトの支配下になったところ。その教師のエンデルは実はドイツ軍で活躍した有名フェンシング選手で今は正体を隠してこの町にやって来た。なぜなら見つかったらドイツ軍に協力した廉で収容所送りになるから。。でもその学校のクラブ活動でフェンシング部を作ることになってしまって、大きな大会にレニングラードまで行かないといけなくなってしまう。。。というか、そういう風に物語は進んでしまう。。。捕まるのに〜〜。。。

こういう、捕まるか捕まらないかハラハラっていうと、いつも思い出すのが、健さんの「遥かなる山の呼び声」(前に書いてた)。あれは健さんは指名手配犯なんだけど、ロデオ大会に無理矢理出さされて、そこで警察に見つかっちゃうんだよねえ。。。
そして、どちらも最初は人と交わるのを嫌ってるんだけど町の人や子供たちにほだされたり素敵な女性に出会って心を開いてしまって、そうしてると運命を決める時がやってくる。。。

この映画では、同じ学校の先生と付き合うことになって、少しづつ知り合って行ってエンデルの部屋でカーテンを開けたり閉めたり、二人でキラキラした森でデートして走って手をつないであまりにも普通で幸せな時間が流れた時に、ああ、この二人はもうすぐ別れることになってしまう〜〜〜ってきゅーんって悲しくなったのでした。

ああ、そうフェンシング、フェンシングについては全くわからないんだけど、剣を構えて片手を上げてポーズをとって練習するのってなんかかっこいいね。
そんなに簡単に大きな大会で成績を残せるようになるのかな?とは思ったけど、やはり指導者が素晴らしいと弟子もすくすく成長するってことだろうって考えることにしたけど、収容所から帰ってきた時の子供たちの様子があまり変わらなさすぎてどれぐらいの年月いたのかっていうのが察せられなくて困ってしまいました。

でも、この話が実話だっていうのを知って、とてもびっくりしたのです。それぐらいとても美しい少しおとぎ話のような映画でした。

採点)☆☆ 
(採点は星3つが最高にしたほうがいいと入江監督のメルマガが言ってたのでこれからはそれに習っています)

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